パクチーの育て方とコツ
・用土は赤玉土と腐葉土を6対4程度の比率で使用します。
・風雨で葉に泥などが付着すると病気になりやすいので、それを未然に
防ぐ為に、土の上にワラやバークチップを敷いて泥はねを防いで下さい
・水は土の表面が乾ていたら充分にやるようにします。但し、やり過ぎは
根腐れの原因にもなるので、その点は要注意ですからね!
でも夏場に関しては、土の表面をチェックして、もしも乾いていたなら
充分に水を与えます。基本的に夏場は毎日の水やりになるでしょうね。
・害虫対策:基本的に食用とするので、安全の為に殺虫剤は使用しません。
アブラムシには木酢液を使用します。尚、蝶や蛾の幼虫などを
見つけたら割りばしなどで取り除いてください。
気持ち悪いと言わずに我慢して処理してくださいね。
・収穫の際には、葉は固くなる前にした下の方から収穫するようにしてください。
パクチーの上手な育て方は種選びからが重要!
・一般的には、野菜の種子の発芽率は80%程度とされています。
但し、どういう訳かパクチーの種子に関しては、60%しかありません。
どうしてパクチーの種子は、そんなに発芽率が低いのか?
種子自体が硬い殻に覆われている事が原因かも。
更にびっくりするのが、二つの種が殻の中に入っているのですよ。
では発芽率をアップさせるには、どうしたら良いのか?
安心してください。非常に簡単ですから。
硬い殻を少し押し潰してから、一晩水に種子を浸けるだけです。
たったそれだけで、発芽率がグ~ンとアップしますよ!
種まき)一般的に春まき(3~4月)と秋まき(9~10月)
がありますよ。収穫時期は(3~5月)と(9~11月)
になります。
パクチーは根腐れに弱いので、水はけの良い土壌に植える
ようにします。
種まきの仕方としては、以下の3通りが一般的です。
・すじまき:棒などで用土に筋をつけて、筋に沿って種を撒く
・バラまき:一面に適当な間隔でばら撒く
・点まき :一定の間隔(5センチ位)を開けて、一か所に
4~5粒位の種を撒く
水やり)夏場の熱い時期は毎日の水やりでも大丈夫ですが、その他の
時期には表面の土が乾いている事を確認した上で水を与える
ようにします。
但し、水のやり過ぎは根腐れの原因になりますので、その点は注意が必要です。
植え替え)パクチーは植え替えに非常に弱い植物ですから、注意が必要です。
どうして植え替えに弱いのか? ですが、
パクチーは直根性と呼ばれる植物です。
直根性? 耳慣れない言葉ですよね?
要するに、根っこが大根のミニチュアのように
太い根っこが真下にまっすぐ伸びて、
枝分かれする根っこが出てこないんですね。
だから、その太い根っこを植え替えの時などに
傷つけたりすると、ダメージが大きくて枯れたりしてしまうんです。
その意味でも、植え替えはパクチーに関してはNGという事です。
夏越し) 強い夏の日差しを浴びると葉が硬くなってしまうので注意が必要。
冬越し) 一応、耐寒性はあるのですが、土の上にワラなどを敷いておくと
土壌水分の乾燥も防げて、土壌自体の保温にもなりパクチーにも
好都合です。
パクチーの育て方【うまい間引きのコツ】
パクチーの間引きに関しては、本葉(双葉の後から生えてくるギザギザの葉)
が4~5枚程度になったら、苗の間隔が15~20センチ位になるように
葉を収穫しつつ間引くようにします。
収穫後のパクチーの用途
・食材 :一般的ですが、トムヤムクンやフォーその他の料理の香味野菜として。
・ハーブティー:葉ではなくパクチーの果実を乾燥させたものを使用します。
薬効もあり、例の匂いもありません。
・スパイス :カレーのスパイスのひとつとして果実を粉末にしたものを使用します。
一般的にはコリアンダーの名前で親しまれています。
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