ロタウイルスは秋から冬に最も感染が広がります。
ロタウイルスはノロウイルスと同じでお腹の風邪です。
ノロウイルスと違ってロタウイルスは感染しやすく
重症になりやすいウイルスです。
ロタウイルとは?
感染すると嘔吐や下痢の症状を引き起こすウイルスです。
胃腸炎かこのようなウイルスが原因ですが
その中でもロタウイルは感染力が強く
少しのウイルスが体内に入っただけでも感染してしまいます。
感染年齢も0〜6歳の乳幼児が感染しやすく
乳幼児が感染すると重症化しやすく入院を余儀なくされる事もあります。
① 嘔吐や吐き気
症状が軽い場合は嘔吐などの症状がないこともあります。
特に乳幼児の場合は1日に何回も吐き水分もとれなくなり
脱水症状になる可能性もあります。
できる限り水分をとるようにしましょう。
② 発熱
ロタウイルスに感染すると発熱をともなうことがあります。
熱の出方も微熱から高熱になる場合があり
熱の出方は個人差があります。
乳幼児に発症が多いロタウイルスですが、
大人の人にも感染する可能性があります。
子供の嘔吐物やオムツなどから感染しますので
後処理をする場合は手袋をはめたり
手をしっかり洗いアルコール消毒をする事で感染を防ぐことができます。
ロタウイルスに感染したらいつまで登園禁止なの?
ロタウイルスに感染すると
2~4日ほど潜伏期間がありその後、嘔吐や下痢の症状がでます。
ロタウイルスに感染した場合の保育園や
幼稚園の登園は明確には日数は決められておりません。
しかし、ウイルスは下痢が治るまでウイルスは排泄されます。
それにより二次感染を引き起こす可能性があります。
なので、登園の目安は下痢や嘔吐が治り
通常の食事が取れるようになってから登園しましょう。
なかなか自分では判断は難しいものです。
保育園、幼稚園によっては登園の期間が定められている場合があります。
登園の前には医師に相談してから決めましょう。
登園ができるかの基準
①37.5度以上の発熱がないこと
②嘔吐がないこと
③下痢が続いてないこと
④食用があるのと
以上の症状がなければ登園は可能でしょう。
保育園や幼稚園によっては医師の診断書の提出が必要な場合もありますので
事前に確認をしておくと良いでしょう。
ロタウイルスの症状が治まった時の登園基準は?
せっかくロタウイルスが治って子供が登園できるようになっても
同じ保育園や幼稚園に通っている兄弟や姉妹がうつってしまったら大変です。
ママはまた仕事を休まなければならなくなります。
兄弟や姉妹がいる場合も注意が必要です。
では、兄弟など二次感染を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?
ロタウイルスには予防接種があります。
ロタウイルスワクチンは生後6週から24週未満の間に2回接種を受けます。
ただしロタウイルスの予防接種は
0歳からの早い段階のみでの接種のため注意が必要です。
予防接種を打ったからとはいえかからないというわけではありません。
■接種による副作用はあるのか?
ロタウイルスの接種後に副作用が出る赤ちゃんもおります。
主に副作用の症状としては下痢や咳鼻、鼻水、
嘔吐、発熱などの症状が出る場合があります。
接種後に症状が現れてビックリするママもおられるかと思いますが、
ほとんどの副作用の症状は2〜3日でおさまります。
まんがいち3日以上たっても症状が改善されない場合は一度小児科を受診しましょう。
▪️お金はかかるのか?
予防接種には定期接種と任意接種があります。
国や自治体から進めたれている予防接種は
期間内であれば無料で受けられます。
ちなみに、ロタウイルスは任意接種の為お金がかかります。
金額は病院ごとに価格が異なりますが
トータルで30000円前後が相場になります。
ロタウイルスは任意接種ですが受けなくても良いというわけではなく、
まんがいち感染した際、脱水症状や脳症などを引き起こさないためにも
ワクチンを接種し予防をしておく事が良いでしょう!
まとめ
もし、子供がロタウイルスにかかり兄弟やがいる場合は
潜伏期間もあるため兄弟も休ませた方が良いでしょう。
嘔吐が続き食欲がなくなると脱水症状にもなります。
できる限り水分をとり早めに病院を受診しましょう。
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